【作家プロフィール】 1937年、高知県大方町に生まれる。1961年多摩美術大学卒業。 一条の線が画面を切るようなシンプルな版画作品から鉛筆でオールオーバーにドローイングを繰り返すコンセプチュアルでインスタレーション色の強い作品、幾重にも色が重ねられた表面をカッターナイフ等で削り繊細で濃密な画面構成を見せる現在の作品シリーズなど、その営為は常に新鮮な実験精神に満ちている。
受賞歴:マイアミ国際ビエンナーレ(1977年) クラコフ国際版画ビエンナーレ(1978年) 日本現代美術展(1979年・1981年) 西武美術館版画大賞展(1981年) ジャパンアートフェステイバル'81(1981年)等で受賞する。
文献:2002年浜田浄作品集(1973−2001年) |
美術館主催の企画展に出品:「日本現代版画21人」展(1979年・クリーブランド美術館) 「日本の版画」展(1980年・85年・栃木県立美術館) 「近代日本の美術―1945年以後―」展(1982年・東京国立近代美術館) 「現代の白と黒」展(1986年・埼玉県立近代美術館) 「グレヘン国際版画ビエンナーレ日本現代版画特別展」(1989年) 「線の表現―目と手のゆくへー」(1991年・埼玉県立近代美術館) 「リアルな美術・幻影の美術」展(1993年・東京都美術館) 「版画の1970年代」展(1996年・松濤美術館) あるサラリーマンコレクションの軌跡―戦後日本の場所―」展(2003年・周南市美術博物館・三鷹市美術ギャラリー・福井県立美術館) 「高知の美術150年の100人展」(2003年・高知県立美術館)
コレクション:東京国立近代美術館・、東京都現代美術館・クラコフ国立美術館・栃木県立美術館・ブリジストン美術館・上野の森美術館・大阪府立美術センター・高知県立美術館 |